2011年3月22日火曜日

寂しさを紛らわすために飲みに出掛けた。
馴染みのバーに立ち寄ると
マスターは店を畳むという。
訳を問うと
此処じゃない何処かへ行かなくちゃいけないんだ
とうわ言のように繰り返すだけだ。

オレを軸にして全てが少しづつ狂ってきている



いたたまれなくなったオレは踵を返し、件の改造系英車屋に足を向けた。

何故ならここにはもう狂いようの無い奴らしかいないからだ

TrueBlueに手短にここ数日の出来ごとを話すと
”バビロンと闘うんでしょ?合点です。でもここにある武器じゃあ
心許ないなぁ。武器がちょっと足りない”
と促され近所のスーパーへ足を進めた。
武器がちょっと足りない。
ポケットにある金では残念ながらチーズ代までは賄えなかった。
奥の手のウインク一発でレジの娘さんは
”他の人にはナイショですよ”
と生姜をおまけしてくれた。
良い人だ。

薄々感じてはいたがこのボトルは
今日のこのシチュエーションには少し不釣り合いなテイストだった。
オレはキャバ嬢でも女子大生でもないし
TrueBlueはニューハーフ(竿有)でも黒人でもないからだ。